ネットバンキングを利用する方
会社設立の登記で、発起人の出資金の払込を
証明する書面として、出資金を入金した通帳の
コピーを使うことがあります。
最近は、ネットバンキングを利用する方も増えて
います。
ネットバンキングの場合は、必要事項の表示
された画面を印刷して利用します。
ただ、各銀行でサイトの表示が異なります。
・発起人の氏名
・銀行名
・支店名
・口座番号
・入金の記録
が1枚で印刷できることはまれで、複数ページを
印刷して利用します。
設立登記の依頼人の方が、通帳を紛失したので
ネットバンキングに入金することに。
このネットバンキングは、正式な金融機関の名称
が画面表示されずに、ネットバンキングの通称名
しか画面表示されませんでした。
念のため、法務局に確認すると、その通称名が
表示されていればOKとの事。
法務局の方も「ネットバンキングは各行の表示が
まちまちで、面倒なんだよなあ」と言っていました。
法務局の方が言うのだから、ネットバンキングを
利用する場合は、注意が必要ですね。
小田桐司法書士事務所のHPはこちら。
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